
生命保険文化センターの調査によると、「老後」は約65歳からとなっています。
「老後」と聞くと、20代の私達にはまだまだ先のことであり、ぼんやりとしたものに感じます。
しかし、少し前に話題になった「下流老人」という言葉を思い出してください。
増え続ける「下流老人」とは!?ー年収400万円サラリーマンも老後は下流化する!?ー
「現役時代をがんばって生き抜き、老後をゆっくりと楽しく暮らす」
これは私達が考えるごく当たり前の理想の人生の送り方です。
ですが、このごく当たり前のことが、今の社会では困難なことなのです。
「下流老人」という言葉は、私達にそれを強烈に教えてくれています。
理想的な老後を生きるために、私達が今から考えておくべきことは何なのか?
それについて、今回は記事にまとめていきます。
>> 続きを読む

直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある。
家庭裁判所は、特別の事情があるときは、前項に規定する場合のほか、三親等内の親族間においても扶養の義務を負わせることができる。(民法第877条)
法律上、親の介護・扶養義務は実子にあります。
これは扶養、つまりお金を出す必要があるという意味であり、直接介護をしなくてはいけないということではありません。
介護施設に入れる、ヘルパーさんを雇うといった方法で介護をするのは問題ないのです。
ですが、私達が「親の介護」を考えなくてはいけないことは変わりません。
現在、20代である私達の親世代の年齢は、大体40代後半から60代前半くらいです。
おそらくまだまだ元気に働いており、介護など20~30年は先のことと考えているかもしれません。
しかし、今は元気な自分の親も、いつか介護が必要になる時がくるかもしれないのです。
やっかいなことに、その時は突然やってきます。
いざその時になってから慌てず済むよう、若いうちから少しだけ「親の介護」について考えてみましょう。
>> 続きを読む

マイホームのお金は教育費、老後資金と並んで人生の3大支出と言われます。
仮に、35年ローンで4000万円の家を買うとしましょう。
この場合、金利を含めて約7000万円は払うことになります。
この7000万円という額は、頭金をいくら用意するか、ローンをどれだけ早く返済できるかで大きく差が出てきます。
その差は軽く100~200万円以上。場合によっては1000万円以上の差がつくこともあります!
つまり、普段、
「1円でもお金を浮かせるためにわざわざ遠くの安いガソリンスタンドやスーパーに行く」
「電気代節約のために家電をこまめに消す、コンセントを抜く」
などの涙ぐましい努力をしてお金を節約していたとしても、家を買う際のお金をきちんと考えていないと一瞬で吹き飛んでしまうのです!
また、「住むところ」のお金はその総額だけを気にすればいいというわけではありません。
住居費は買うにしろ借りるにしろ家計の大きな固定費になるからです。
つまり、「住むところ」のお金は、貯蓄をしたり、将来の計画を立てる上でも無視できないお金なのです。
>> 続きを読む

将来子供を持ちたいと考えている人、または、子供が生まれる予定がある人。
子供には多くのお金がかかるということをご存知ですか?
金額はピンキリですが、子供にかかるお金は養育費と教育費合わせて一人1000~3000万です。
子育て費用はマイホーム購入、老後資金と並んで人生の3大出費と言われるほどのもの。
必要になったからといっていきなり用意できるような額ではありません。
しかし、子育て費用は子供の人生に直接関わってくるお金です。
特に、教育は親が子供へ与えられる最大のプレゼントとも言われており、子供のためにも絶対に疎かにはできません。
だからこそ、子供を持つことを考えている人は、子供にかかるお金の知識を知っておかなくてはいけないのです。
>> 続きを読む

結婚は人生における一大イベントです。
当然、そこには様々なお金が絡んできます。
ですので、今回は結婚をお金の面から考えてみようと思います。
「せっかくの結婚にお金のことを考えるなんて……」
と思う人もいるかもしれません。
繰り返しますが、結婚は人生における一大イベントなのです。
しかも、結婚はすればそれで終わりというものでなく、夫婦のどちらかが死ぬまで結婚生活は続いていくものです(離婚をしなければ、ですが)。
そんな何十年にも及ぶ生活をできるだけ豊かに、そして幸せに送るために。
結婚にまつわるお金の知識は絶対に必要なのです!
これは、既に結婚している人も、近く結婚を考えている人も、私のようにまったく縁がなさそうな人も、覚えておいて損は無いでしょう。
>> 続きを読む