なんとなくネットニュースを眺めていたら、こんな記事を見つけました。
タイトルだけ見て勘違いしてしまいそうですが、「宝くじを買わなければお金持ちになれる」というわけではありません。
実際、私は宝くじを買ったことはありませんが、まったくお金持ちではないからです。
要は、
「お金持ちになるような人は不確実な宝くじなんかに夢を託さず、自分の頭で考え、行動して夢をつかむ」
ということ。
もちろん、夢の叶え方もお金の使い方も人それぞれなので、宝くじを買うこと自体は否定しません。
私の母が年末ジャンボを買っていた時も、心の中で「愚か者め……」と呟いていましたが、口には出しませんでしたしね。
それはともかく、宝くじのことを目にした時、ふと思い出したことがあります。
そう、「負の宝くじ」のことです。
「負の宝くじ」については以前書いた記事で少しだけ触れました。
「保険は『負の宝くじ』とも言われる」
そのように書きはしましたが、実際のところなぜそう言われているのかは詳しく知りませんでした。
そこで「負の宝くじ」について調べてみたのですが、どうも二つの理由からそう呼ばれているようです。
ひとつは
保険は払う保険料の半分近くが保険会社や代理店の懐に入る
宝くじは還元率が約45%(つまり、100万円分買っても平均で45万円しか戻ってこない仕組み)
保険も宝くじも、払ったお金の半分近くが無駄になる
つまり、保険は負の宝くじである
というもの。
もうひとつは
宝くじと同じように、なかなか当たらないこと(保険を活用するような事態になること)を皮肉って負の宝くじと言っている
というもの。
どのような意味合いにしても、この「宝くじ」に当たりたくないことは確かですね。
保険と言えば、私達の世代はどのようにして保険に入るのでしょうか。
最近は保険の相談が無料でできる窓口がショッピングモールなんかにあったりしますし、そういったところで話を聞いたりするのかもしれません。
昔は会社に保険屋のおばさんがやってきて
「あなた保険は入ってるの?」
「見積もりだけでもしたら?」
なんて声をかけてきて、ついついそのまま入ってしまった、ということもあったそうです。
私も一度そういった保険屋のおばさんにあったことがあります(その時は資料だけもらって逃げましたが)。
そんな半ば強引なセールスをしていたのも、保険の契約がぼろい商売だったからなのかもしれません。
今はそういったセールスも少なくなり、保険屋はやり方を変えてきてはいますが、保険の本質は変わりません。
以前書いた記事でも言いましたが、保険の必要性は自分の生き方、考え方が反映されます。
「みんな入っているから」とか「付き合いで仕方なく」と言う理由で保険に入ることは、自分の人生を人任せにしていることになります。
もし何かあったとき、責任をとるのは自分なのに。
自分のことは自分の頭で考え、決める。
これは保険だけに限らず、人生そのものについても同じです。
宝くじ云々の話から大分それましたが、
自分の人生は自分のもの、幸せになるのも不幸になるのも自分次第
今回はこのことを改めて自分の心に刻み付けておきたいと思います。
カテゴリ:お金についてのコラム [コメント:2]
たちばなさんこんちは^^
しょへです。
ぼくも宝くじはくだらないと思うので買ったことありませんが、
確かに保険も同じようなもんですね(笑)
「保険は必ず入っておくもの」
っていう固定観念に縛られていますような・・。
おっしゃる通り、
自分の人生は全て自分次第なので
周りに流されずにしっかり自分を持って生きていきたいです。
日本人は周りに合わせる生き物だから
そういうとこあまり好きじゃないですなあ(笑)
応援もしていきますね(`・ω・ )ゝ
コメントありがとうございます。
保険に限らず、現代社会のルールというか「こうあるべき」というものは、案外きちんとした根拠の無いものが多いです。
日本で保険がやたらと浸透しているのも、女性の社会進出が遅かったことやバブルの影響など、昔の社会状況に合わせた仕組みがそのまま残っていることが原因です。
保険にしろ何にしろ、自分の人生に合ったものを選んで生きていきたいですね!