日本を「お金の不安」が覆っている
若者の憂うつ、不安胸に将来負担に身構える-日本のミレニアル世代
先日、このような記事を目にしました。
内容を簡単にまとめると、「将来の不安が人々にお金を使うことをためらわせていて、消費が落ち込んでいる」ということ。
「将来の不安」とは、つまりは「お金の不安」のことです。
その「お金の不安」について、当ブログではその正体や対策、知識について記事にしてきました。
ですが、ある根本的な問題についてはあまり触れずにいました。
その問題とは、
そもそも私達はお金の余裕が無い!
ということです!
当ブログでは「お金の不安」を解消するために貯蓄や投資を勧めてきましたが、それには元手になるお金が必要不可欠です。
しかし、まだまだ給料の安い若い世代では、そのお金を用意するのは簡単なことではありません。
そこで私がオススメしたいのが「副業」をすることです。
副業って何?
副業(ふくぎょう)は収入を得るために携わる本業以外の仕事を指す。
サイドビジネス、兼業ともよばれる。
副業は就労形態によって、アルバイト(常用)、日雇い派遣、在宅ビジネス、内職などに分類される。
また、収入形態によって給料収入、事業収入、雑収入に分類される。
(Wikipediaより引用)
最近はWワークと表現する場合もあります。
言い方は労力の比重、収入の割合等で違うので、厳密には副業とは違ってきますが、とりあえず「副業」=「本業以外で収入を得られる仕事」だと思っておけば問題ありません。
副業にはどんなものがあるの?
現在主流になっている副業を以下に挙げました。
- 金融・投資系……FX、株式・不動産投資、投資信託
- ネット副業系……アフィリエイト、オークション、せどり
- 製作・クリエイター系……クラウドソーシング、ブロガー、YouTuber
- 代行系……翻訳、データ入力、家事代行
- モニター系……商品モニター、アンケート、懸賞
- アルバイト系……短期、日雇い
以上、代表的な副業を挙げてみました。
これ以外にも世の中には多くの副業があり、今後も増えていくと予想されます。
副業のメリットは?
収入が増える
通常、私達は収入を会社から貰える給料のみに頼っています。
ですが、ほとんどの人は給料に不満を抱いているのが現状です。
会社から貰える給料を上げるのは並大抵のことではありません。
想像してみてください、自分の給料を1万円上げるのにどれだけの時間と努力が必要か。
仮に転職したとしても、以前より給料がアップする保証もありません。
ですが、一般的に副業の平均月収は約4万円と言われています。
誰もがその額を稼げるとは限りませんが、少なくとも給料を上げるよりは楽に収入を増やすことができるでしょう。
複数の収入源ができる
もし、自分の勤める会社が明日倒産してしまったら、明日から無収入になってしまいます。
また、急な怪我や病気で仕事ができなくなっても、その瞬間から無収入になってしまいます。
公的保険はありますが、貰える額や期間に限りがあります。
以前紹介した就業不能保険などの民間保険に入る手もありますが、受け取るには各種条件を満たしていなくてはならないので、完全に安心できるとは言えません。
しかし、本業以外の収入源があれば、例え本業が無くなっても収入が無くなることはありません。
本業の収入で生活し、副業の収入は万が一のときのために貯蓄をする、という手もあります。
副業をするということは、リスクヘッジをすることなのです。
知識やスキル、人脈が広がる
副業は基本的に本業とは違う仕事をすることになります。
すると、本業ではできない体験をすることになり、必然的に知識やスキルを身につけることができます。
また、自分の専門知識や特技を活かした副業をすることができれば、自分をさらに磨くことにもつながります。
そして、人脈が広がることも大きなメリットです。
人脈が広がれば、本業に活かせることもありますし、プライベートを充実させることもできるでしょう。
もしも、人付き合いが苦手、人間関係のトラブルが嫌という人は、人と会う必要の無い副業を選べばいいだけです。
転職・起業の役に立つ
知識やスキル、人脈が広がることで、転職につなげることができます。
副業とはいえ、事業を企画し、業務を行い、利益を出すという結果を得られたことは、あなたの確かな実績になります。
また、小規模とはいってもひとつの事業を成功させたわけですから、その経験を活かして起業することも可能です。
もちろん、言うほど簡単なことではありませんし、どんな副業でも起業につながるというわけではありません。
ですが、少なくとも副業で実績を上げれば、自分に自信を持つことができます。
時間の使い方が変わる
副業は本業の合間にするものなので、時間の使い方が重要なポイントになってきます。
そこで、副業のために日常でどうにか時間を確保しようと努力すると、無駄な時間や効率の悪いやり方を許せなくなりますし、隙間時間をうまく利用することもできるようになります。
時間というのは私達に平等に与えられた資源です。
これを有効に使う術を若いうちから身につければ、私達の人生はとても充実したものになるでしょう。
副業のデメリットは?
自由な時間が減る
本業の合間に副業をするということは、普段自由に過ごしていた時間を減らすということです。
当然、趣味の時間や誰かと出かけるといった時間が減ることになり、プライベートの楽しみが少なくなります。
また、副業に時間を割きすぎれば、体調を崩す、本業に集中できなくなるといったこともあります。
会社にばれる可能性がある
副業で20万円以上の収入を得ると、確定申告をしなくてはいけません。
そして、確定申告をすると会社に住民税の通知が届くので、会社に副業がばれることになります。
会社が副業を禁止していなければ問題ないのですが、日本の企業は未だに副業禁止の会社が多いのが現状です。
そして、副業をしていることが周りに知れると、仕事をしにくい、会社に居にくいといった事態になる恐れがあります。
確定申告の際に、住民税の納付方法を特別徴収から普通徴収に変えることで、会社に副業がばれる可能性が少なくなります。
あとは人目につく副業をしない、副業のことを人に話さなければOKです。
会社にばれない副業のやり方についてはこちらの記事に詳しく書いてあります。
法的リスクがある
副業には著作権法、消費者契約法、個人情報保護法など法律に違反しやすいものがあります。
また、公務員法によって公務員は原則副業ができません(一部の副業は可能)。
自分の職業とやりたい副業についてしっかりと調査し、法に触れずに副業をすることを心がけましょう。
まとめ
副業にはメリットもあればデメリットもあります。
しかし、俯瞰的に考えれば、副業が「お金の不安」を解消するために有効であるということははっきりしています。
俯瞰的に考えるということは、自分の将来を考えるということです。
将来がどうなるか? それは誰にも確実な答えを出せません。
今自分の勤めている会社が、この先ずっと自分と家族を十分に養い、守ってくれるか?
自分自身に問いかけてみてください。
きっと「それはありえない」という答えが返ってくるはずです。
将来を見据え、自分の幸せな人生を守るために行動できるのは自分自身だけです。
そして、「副業をする」というのは、その行動のひとつに過ぎません。
「将来の不安」=「お金の不安」を解消するための行動のひとつとして、副業を行うことを検討してみてはいかがでしょうか。
初めまして^^
ブログランキングから訪問させていただきました。
今の時代、真面目に会社で働いてもお給料が増えずに大変な思いをしている人が多いですよね^^
大変勉強になります^^
また遊びに来させていただきますね^^
コメントありがとうございます。
今はきちんと正社員として働いていても、給料やボーナスが満足にもらえないことが多いですからね。
本業以外の収入源ができれば、いざという時のためのお金を確保することができます。
自分の人生を幸せに生きるためにも、お金の知識を勉強していきたいものです。
たちばなさんこんばんは^^
お金の不安というのは消える事がないですよね(;^_^A
副業をしないと
お金の不安からはなかなか
解放されないですからね
応援していきます(^ー^)ノ
コメントありがとうございます。
お金の不安というのは、将来の不安でもあります。
完全に消えることは無いんですよね。
だから副業をしたり貯金をしたりして将来の不安に備えるのが大事なんだと思います。