20代から老後について考えておくべきこと

目安時間:約 10分

「老後」について今のうちから考える

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生命保険文化センターの調査によると、「老後」は約65歳からとなっています。

 

「老後」と聞くと、20代の私達にはまだまだ先のことであり、ぼんやりとしたものに感じます。

しかし、少し前に話題になった「下流老人」という言葉を思い出してください。

 

増え続ける「下流老人」とは!?ー年収400万円サラリーマンも老後は下流化する!?ー

 

「現役時代をがんばって生き抜き、老後をゆっくりと楽しく暮らす」

 

これは私達が考えるごく当たり前の理想の人生の送り方です。

ですが、このごく当たり前のことが、今の社会では困難なことなのです。

「下流老人」という言葉は、私達にそれを強烈に教えてくれています。

 

理想的な老後を生きるために、私達が今から考えておくべきことは何なのか?

 

それについて、今回は記事にまとめていきます。

 

老後の不安は3つ

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まず、老後の不安は「健康」「生きがい」「お金」の3つが挙げられます。

 

「健康」は肉体的なものも大事ですが、精神的な健康も重要です。

人に会う、飲食をする、旅行に行くなど、何をするにしても健康でないと楽しくありません。

病気によっては食事の量やお酒、運動などの行動が制限され、そういった行動自体も億劫になっていきます。

 

「生きがい」が無いと人生にハリが失われていきます。

特に、仕事一筋で生きてきたような人は、定年後にストレスやプレッシャーが無くなることで痴呆の症状が出てくる人もいます。

 

そして「お金」ですが、これは他の2つに大きく影響を与えます。

「お金」が無いときちんとした食事もできず、気軽に病院にも行けず、「健康」の維持が困難になります。

「お金」が無いと「生きがい」となる趣味や他人との交流も楽しみにくくなります。

 

老後にとって「健康」も「生きがい」も大事な要素ですが、老後は「お金」が無いとその2つを保つことが困難になるのです。

 

 

老後の「お金」について考えるためにシミュレーションをしてみる

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老後の「お金」が重要なことはわかりました。

しかし、何十年も先のお金の話なんてピンときませんよね。

 

ですので、今の時点で想定される老後の収支を簡単にシミュレーションしてみることをオススメします。

 

老後の収入

  • 公的年金
  • 退職金(または企業年金)etc

 

老後の支出

  • 生活費
  • 住宅費(家賃、ローン、家の維持費)
  • 医療費
  • 臨時の出費(家電・車の買い替え、家のリフォーム、子供への援助)etc

 

一般的な老後の収支の項目を上記してみました。

今は具体的な金額はわからなくとも、老後にどういった収支があるかを知っておくことで、あなたの老後を考える指針になります。

そして今後、具体的な金額が予想できるようになった時、この指針が役に立つのです。

 

 

老後のために「いくら貯めるか」は重要ではない

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老後の簡単なシミュレーションをしてみると、「老後はどんどんお金が減っていく流れになる」ことに気が付いたと思います。

 

金融広報中央委員会が毎年実施している「家計の金融行動に関する世論調査(平成27年)」によると、老後の一ヶ月当たりの最低予想生活費は27万円となっています。

それに対し、厚生労働省が毎年発表している、モデル世帯における夫婦二人の年金額の平成28年度の金額は1カ月当たり221,504円

 

老後を年金だけで過ごそうとすると、毎月約5万円の赤字になる計算です。

 

一般的にはその赤字を老後のために蓄えたお金で補って生活しようと考えます。

だからこそ、老後に必要な貯金額は、老後を考える上でとても重要なことだと思われがちです。

しかし、実は老後の貯金額を気にしすぎるのは無駄なことなのです。

 

なぜなら、人間はいつまで生きるかわからないから。

 

仮に、「65歳で退職して、20年後の85歳くらいまで生きられればいい」と考えたとしましょう。

退職までに老後に必要なだけのお金を貯め、そのお金で85歳まで不自由なく生活できたとします。

しかしその後、思いがけなく長生きして100歳まで生きてしまったら、当初の計画に+15年分のお金が必要になる結果になります。

逆に、長生きするつもりで必死になって貯金して、いざ老後を過ごす時期になって急死する可能性もあるのです。

 

よって、「貯金をいくら貯めなくてはいけない」と思い悩む必要は無いと言えます。

 

 

老後のお金で大切なのは「収入」

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もちろん、老後資金を貯金すること自体はいいことです。

しかし、老後のお金について考える際、最も重要なのは「老後の収入」です。

 

老後の収入としては、公的年金を基本として、その他の手段で追加の収入を得るという形が望ましいでしょう。

一般的に年金以外の老後の収入として挙げられるのは、民間の生命保険個人年金です。

その他にも不労収入を得る(アパート経営、株式投資)、シルバー人材センターに登録して仕事をするといった方法もあります。

 

私はその中でも、長期投資による不労収入と、シルバー人材センターに登録して仕事をすることをオススメします。

 

以前の記事で紹介したように、長期投資はローリスク・ローリターンで資産を増やすことができます。

長期投資は若いうちから少しずつやっておけば、老後にはそれなりの資産を築くことができます。

築いた資産は老後資金として使う、そのまま運用をする、どちらでも自由に使い道を選べます。

 

シルバー人材センターとは、高年齢者が働くことを通じて生きがいを得ると共に、 地域社会の活性化に貢献する組織です。

原則として市(区)町村単位に置かれており、基本的に都道府県知事の指定を受けた社団法人で、 それぞれが独立した運営をしています。

会員(就業または就業を希望する高齢者)は74万人に上っており、会員になれる条件は「概ね60歳以上の健康で就業意欲のある高年齢者」とされています。

仕事内容は誰でも出来る基本的作業から専門的作業まで様々で、収入は大体月4万円程になります。

また、会員が公平な就業機会を得るため、ローテーションで就業することになっており、1人あたりの就業時間が限られています。

 

若いうちから長期投資で貯蓄と老後の収入となるお金を作り、老後は短時間で無理なく働く、といったやり方が理想的です。

 

 

まとめ

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調べた結果、

 

老後の不安は主に「健康」「生きがい」「お金」の3つであり、特に「お金」の影響が大きいこと。

老後の「お金」について考える際に重要なのは、「いくら貯めておくか」より「老後に収入をどれだけ持つことができるか」であること。

 

がわかりました。

 

ありがたいことに、医療の進歩は私達の寿命を格段に延ばしてくれています。

おそらく私達が老後を迎える頃には、日本の平均寿命も今より延びていることでしょう。

しかし、長く生きるということは、長くお金がかかるということなのです。

 

「下流老人」の原因の一端がここにあります。

想定外の長生きをすることで、予想以上のお金がかかり、それが老後の貧困を招く結果になるのです。

 

そう考えると、以前の記事で紹介した「年金は死ぬまで貰える」というメリットはとても重要になってきます。

また、年金に限らず、老後に収入があるということは、「自分の世話を自分ででき、子や孫に迷惑をかけずに済む」ということに繋がります。

特に、先ほど紹介した老後の「長期投資」「短時間の労働」は頭と体を使うので、健康を保つこともできてオススメです。

 

私達が老後を迎えるのは何十年も先のことですが、今からでも考えておけること、出来ることはあります。

 

「下流老人」という惨めな未来を回避するためにも、今のうちから少しずつ行動をしてみてはいかがでしょうか。

 

 

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コメントは2件です

  1. さっち より:

    こんばんは。
    若いうちから、老後のことを考えられるのは、素晴らしいです。
    私は、50代後半になって、「生きる力をつけなくては」と気がつ来ました。

    人生後半になると、健康と美容に気を使います。これはお金で解決できることが沢山あります。
    生きがいはアフィリエイトで見つけられそう。

    インターネットビジネスは老後を充実させるのに、持って来いです。

    • たちばな より:

      コメントありがとうございます。確かに、若いうちから老後を考えておくのはいいことです。それに加えて、アフィリエイト等の副業でお金を作り、資金面でも老後に備えておくことができれば言うこと無しですね。

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